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CASE STUDIES
背景
完成機(エンジン)を検査場に移動する為に棟間移動の必要があり、
約3時間以上を費やして台車へ乗り換える作業が発生していた。
改善内容
1、エアーベアリング台車をピット内に待機させ、完成機を積載
2、エアーベアリング台車をリフトアップし、隣棟の検査場へ搬送
効果
エアーベアリング台車によって隣棟への直接移動が可能になり、
工数の大幅短縮“搬送時間約5分”を実現した。
背景
アルミ部品の削り出し加工により大量の切粉が発生するため、頻繁に設備を停止して切粉清掃を行う必要があった。
改善内容
加工設備の各所にカバーを設置し、切粉の飛散を防止
効果
切粉の清掃時間が10時間/月から3時間/月へ短縮可能になり、
加工設備の生産効率向上に繋がった。
背景
クリーンルームで使用する部品箱に小さなごみや虫が混入し、
水圧洗浄機等を使用しても異物を除去出来ずにいたため、
手作業で異物除去を行う必要があった。
改善内容
1、異物が静電気により付着していることを発見
2、イオナイザー(除電器)を利用して異物を除去
効果
手作業(2名)で行っていた異物除去作業を、オペレーション不要の機械化へ変更可能になり、作業効率が向上した。
背景
銃の銃身部の研磨作業は誰でも行えるものではなく、熟練を要する
作業のため、コストと納期のボトルネックとなっていた。
改善内容
1、ロボット研磨工作機を新規で製作し、面粗度0.05を実現
2、誰でもオペレーション可能
効果
作業人数を4名(熟練職人)から1名(ロボットオペレーター)に削減し、作業時間も4分/本から3分/本へ短縮することで生産効率向上に繋がった。